國學院大學 平成30年度SYLLABUS

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科目名 教員名
演習(4) 安田 恵美

開講詳細

開講キャンパス 開講時期 曜日 時限 開講学年 単位数
渋谷キャンパス 通年 木曜 5時限 34 4

講義概要

授業のテーマ

近時の犯罪現象の分析とそれに応じた刑事政策のあり方に関する検討

授業の内容

平成28年に成立した「再犯防止推進法」という法律の趣旨を反映した施策を実現するために、平成29年10月に、「再犯防止推進計画(案)」が公表された。そこでは、「犯罪者」といっても、年齢、性別、犯罪の種類などによって犯罪の特徴や犯罪に至るまでの経緯はまちまちであり、必要な犯罪対策も異なるとされている。すなわち、犯罪対策を考えるためには、まずは犯罪や犯罪者の状況を理解する必要がある。
 そこで、本演習では、前期は、グループワークを中心に刑事政策を学ぶ上での基礎的なスキル・考え方をみにつけるための作業を、後期は個々の問題関心にもとづき研究を深めていく作業を行う。
前期は、まず近時の犯罪や犯罪者の状況について犯罪白書などの諸統計諸調査を批判的に読み、分析していく。次に、近時の刑事政策に対して、グループディスカッション等を通して、自分の考えを深めていく作業を行う。後期は、自分の問題関心を整理し、10000字レポートを作成するための準備を進める。個々の問題関心および、「問題」を解決・改善するための方法について議論を行う。

到達目標

B 思考力・判断力・表現力
B-1:刑事政策学および犯罪学に関する諸問題について、これまでの受講した授業や本演習において修得した知識および技能を活用してそれを分析し、解決すべき問題の本質を指摘することができる。
B-2:上で見いだした問題について、筋道を立てて解決策を構築することができる。
B-3:上で導出した解決策を表明し、他の受講生と議論を行うことができる。
 
C 主体性を保持しつつ多様な人びとと協働して学ぶ態度
C-1:常に犯罪現象、刑事司法システム、刑罰システム、犯罪者処遇といった刑事政策に関する諸問題に関心を持ち、それらに関する正確な情報の入手を心がける。
C-2:社会的価値の多様性を認識し、自身とは異なる価値観に対しても否定せずに受け入れることができる。
C-3:異なる価値観の受講生と共同作業や議論を重ねることで、問題への「ベター」な対応を導くことができる。

授業計画

第1回 ガイダンスーグループ分け、年間スケジュールの確認
第2回 グループワーク①
第3回 グループワーク②
第4回 グループワーク③
第5回 全体討論①
第6回 グループワーク④
第7回 グループワーク⑤
第8回 グループワーク⑥
第9回 全体討論会②
第10回 ゼミ合宿での討論会に向けた準備①
第11回 ゼミ合宿での討論会に向けた準備②
第12回 ゼミ合宿での討論会に向けた準備③
第13回 ゼミレポートのテーマ発表―4年生
第14回 ゼミレポートのテーマ発表ー4年生、3年生
第15回 ゼミレポートのテーマ発表ー3年生
第16回 レポートの書き方ガイダンス
第17回 レポートの目次提出、レポート骨子報告①
第18回 レポート骨子報告②
第19回 レポート骨子報告③
第20回 レポート骨子報告④
第21回 レポート骨子報告⑤
第22回 レポート骨子改訂版(3千字)提出・骨子の確認①
第23回 骨子の確認②
第24回 骨子の確認③
第25回 骨子の確認④
第26回 仮原稿(1万字)提出・仮原稿添削①
第27回 仮原稿添削②
第28回 仮原稿添削③
第29回 仮原稿添削④
第30回 ゼミ論提出・ゼミ総括

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

授業時間外の学習方法

演習の時間は他の受講生との「議論」や、共同作業の場です。演習での議論についていくために、事業外にも関係する文献を読む、ニュースをチェックするなど「刑事政策」を理解するための準備を行ってください。

受講に関するアドバイス

刑事政策を学ぶにあたり、様々な知識が必要となります。そこで、刑法、刑事訴訟法、刑事政策、犯罪学、少年法といいった刑事法科目にくわえ、憲法、行政法、社会保障法等も受講しておくことが好ましいでしょう。

成績評価の方法・基準

評価方法 割合 評価基準
リポート(単位論文) 70% 各々興味関心があるテーマを選択し、10000字以上のレポートを執筆してもらいます。その内容、筋道が通っているか、主張が明確か、を評価します。
平常点 30% ゼミ内でのグループワーク、全体でのディスカッションに積極的に参加し、発言しているかどうか、また発言の内容を評価します。

※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。


注意事項 本演習はグループワークを中心に行いますので、欠席する場合には、必ずグループのメンバーと担当教員に事前に連絡をしてください。

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

教科書・参考文献等

教科書

参考文献は適宜指定します。

オフィスアワー

火曜日2限