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日本の刑事手続 【中級】
日本の現行刑事手続法制の大枠を理解し、さらに、この分野における諸問題を法的に検討して自身の見解を説得的に表明する力をのばそうとしているみなさんを支援します。
A 知識・技能【A-1】・これまでの学習により身につけたアカデミック・スキルを活用する。【A-2】・刑事訴訟法学の基礎的な知識を身につける。【A-3】・刑事訴訟法学に関する主要な理論および概念、ならびに判例分析の手法を得る。B 思考力・判断力・表現力【B-1】・1つの論点が問題になる紛争解決にあたり、解決のポイントを発見できる。【B-2】・「解決のポイントとなる論点につき、大前提たる法規範を解釈によって具体化しつつ、法的三段論法により解決する」という法的思考の基本様式に沿った思考が自然にできる。【B-3】・法解釈にあたっては、自説と他説のメリットとデメリットを冷静に検討し、自説が妥当であることを論証できる。C 主体性を保持しつつ多様な人びとと協働して学ぶ態度【C-1】・刑事訴訟法学に積極的関心と意欲を持つことができる。【C-2】・他説にも敬意を払うことができる。【C-3】・自分とは異なる意見を持つ者とのグループワークに慣れる。
※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。
レクチャー動画を自宅で聴いてノートをとり、知識を整理する「これだけは!シート」や論述課題を仕上げ、授業前に提出します。毎週180分程度の自習が求められます。授業時間中は、提出した課題をもとにグループワーク等を行います。
刑事訴訟法の授業は、裁判法A or 刑事手続法概論→刑事訴訟法→刑事訴訟法2のセットです。本授業は、中級にあたる授業となります。張り切っていきましょう。
※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。
・中川孝博『刑事訴訟法の基本』(法律文化社、2018年4月刊行予定)・葛野尋之=中川孝博=渕野貴生『判例学習刑事訴訟法[第2版]』(法律文化社、2015年)
・授業に有益な参考文献は、授業内で紹介します。
・レクチャー動画等の教材は下記サイトに集約します。下記サイト中の「刑事訴訟法の基本」ページを活用してください。https://www.nakagawatakahiro.com/・レクチャー動画本体は、YouTubeにアップしてあります。「刑事訴訟法講義」チャンネルです。https://www.youtube.com/channel/UCBGwRAK-SGb48L4kCfcAhPw
金曜3限