國學院大學 平成29年度SYLLABUS

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科目名 教員名
演習1(2) 中泉真樹

開講詳細

開講キャンパス 開講時期 曜日 時限 開講学年 単位数
渋谷キャンパス 後期 月曜 6時限 2 2

講義概要

授業のテーマ

ビジネスのための経済学 「役に立つ」経済学を本格的に学ぼう!

授業の内容

 このゼミでは、およそ2年半(2年後期の演習Ⅰ、3年通年の演習Ⅱ、3年・4年合同のサマーセミナー、個人(卒業)研究のための4年次の演習Ⅲ(2)と演習Ⅳ)をかけて「応用する」、「役立たせる」、「実践する」ことを主眼に経済学を学びます。なかでも、ビジネスのための経済学、あるいは、経営戦略のための経済学を学習・研究します。経営学のなかの経営戦略論とミクロ経済学(ゲームの理論を含む)の両方にとりくみます。
 このゼミで学ぶことで「役立つ」経済学の専門的な基礎力が身に付きます。また、社会人にとって不可欠の論理的思考力が身に付きます。物事を論理的に分析し、判断できるようになります。英文教材も使うので少しは「英語力」(経済英語)のアップも図れます。
 経営者がうまくビジネスを成功させるには、経済学的なセンス(経済的な諸関係に対する深い洞察力:たとえば簡単なところでは、自社がつける価格と自社製品に対する需要の因果関係はどうなっているか、少し複雑なところでは、ライバル他社の出方をどう読むかなど)が必要です。そういうセンスを磨いてもらいます。ミクロ経済学はどこか抽象的でむずかしそうですが、それは「利用」しないからです。経済学は応用・実践して初めて価値を発揮します。「使える」経済学を習得しましょう。
 この演習Ⅰでは、経営戦略論に不可欠のミクロ経済学の初歩を中心に学び、土台固めをします。基本となるテキストをしっかり学習して自信をつけてもらいます。
 3年生の演習Ⅱ(通年)ではいっそう本格的に経営戦略の経済学(Economics of Strategy)を学習・研究してもらいます。
 私のゼミでは卒業論文の作成を義務付けています(演習Ⅳ)。卒業研究のテーマは自由です。ただし、原則、経済学を応用してもらいます。

到達目標

知識・理解・思考・判断 企業の経営戦略(企業戦略・事業戦略)に必要な経済学の初歩的な概念を説明でき、それらを使って実際の企業の経営戦略や産業組織を分析できるようになる。それらを踏まえ、より実践的な業界分析や戦略立案ができるようになる。経済・経営に関連する英文が苦労なく自由に読めるようになる。

授業計画

第1回 ガイダンス
経営のためになぜ経済学を学ぶのか

第2回 英文教材の読み方(経済英語に慣れよう)
 
【準備学習 60 分】
⇒配布教材該当箇所の予習
第3回 経済学・経営学に必要な最低限の数学を学ぼう!(1)(講義)
 第4回~第9回の学習に必要な中学数学の復習+α
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習
第4回 経営戦略のためのミクロ経済学(1) 
 費用に関連する基本事項 その1
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第5回 経営戦略のためのミクロ経済学(2) 
 費用に関連する基本事項 その2
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第6回 経営戦略のためのミクロ経済学(3) 
需要と収入に関連する基本事項
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第7回 経営戦略のためのミクロ経済学(4) 
企業行動とくに価格戦略の基本事項
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第8回 経営戦略のためのミクロ経済学(5)
 完全競争の理論 その1
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第9回 経営戦略のためのミクロ経済学(6)
 完全競争の理論 その2
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第10回 経営戦略のためのミクロ経済学(7) 
 ゲームの理論 その1 
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第11回 経営戦略のためのミクロ経済学(8) 
 ゲームの理論 その2 
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習とレジュメ作成
第12回 経営戦略のためのミクロ経済学の総復習 
【準備学習 180 分】
⇒第4回~第11回の復習
第13回 経済学・経営学に必要な最低限の数学を学ぼう!(2)(講義)
 微分の基礎
【準備学習 180 分】
⇒該当箇所の予習
第14回 経済学・経営学に必要な最低限の数学を学ぼう!(3)(講義)
 微分を使って企業行動の理論を再学習
【準備学習 60 分】
⇒第13回の復習
第15回 総括
【準備学習 180 分】
⇒これまでの総復習

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

受講に関するアドバイス

授業期間以外にも、たとえば春休み期間中(2月・3月)にも、定期的にゼミを開講するかもしれません(課外ゼミ)。その場合は、それらにも参加していただきたく思います。

成績評価の方法・基準

評価方法 割合 評価基準
平常点 100% 毎回授業に出席してください(欠席は3回まで)。そのうえで到達目標に照らして評価します。

※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。


※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

教科書・参考文献等

教科書

D. Besanko, D.Dranove, M.Shanley, S. Shaefer, Economics of Strategy, John Wikey & Sons (英文教材はこちらで準備する)

オフィスアワー

木曜日 5時限目 (授業期間のみ)