國學院大學 平成29年度SYLLABUS

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科目名 教員名
演習1(2) 藤山 圭

開講詳細

開講キャンパス 開講時期 曜日 時限 開講学年 単位数
渋谷キャンパス 後期 金曜 6時限 2 2

講義概要

授業のテーマ

経営戦略論,経営組織論,イノベーション論/グループワーク,輪読

授業の内容

 本演習では,企業経営に関連した社会現象を自分なりに分析し,説明できるようになるために,インプットとアウトプットの双方に重点を置いた学修を進める.前者に関しては,書籍の輪読を行う.後者に関しては,グループワークを通じた事例分析・発表を行う.そのために,2・3年合同のゼミを2時限続けて行う.

 輪読では,はじめに(学ぶことの多い,決して簡単ではない)新書を1冊読む.現段階で予定しているのは,経済学の平易な入門書か,戦略論やイノベーションに関する入門書である.その後,少し背伸びしなければ読むことができない難易度の書籍を読む.
 参考までに,2016年度に読んだ書籍は次の通りである.
・3年ゼミ『予測できた危機をなぜ防げなかったのか』
・2・3年ゼミ前半『勝つための経営』
・2・3年ゼミ後半『コークの味は国ごとに違うべきか』

 グループワークでは,4班程度に分かれたそれぞれの班が事例分析を行う.ゼミ初年度である2年生にとって,自分で課題を設定するのは難しいであろうから,まずは教員がいくつかのテーマを与え,その中から分析テーマを決めてもらう.事例分析の成果は,出来ればゼミの教科書として出版することも視野にいれている.

 ゼミナールの基本的な方針は次の通りである.
 まず,ゼミに臨む前の学習として,受講生は指定されたテキストの該当箇所を丁寧に深く読み込む.当初は1回あたり10~15ページ程度を目安に進め,慣れてきたら1章程度ずつ読み進める.この際,学生諸君には,単に書かれていることを鵜呑みにするのではなく,一段深い論理を追いかけることを心掛ける.また,その範囲において「何が分からないのか」を明確にしてゼミに臨む.また,発表班になっているグループは,ゼミ当日に向けて発表資料を作成し提出する.発表班以外はその資料を事前に読み込み,コメントを考えてくる.
 次に,ゼミ当日には,受講生の半分が内容を要約したレジュメを発表し,残り半分がディスカッションを行うための論点を提出する(ただし当初は本の読み方や内容理解に重点を置くので,ディスカッションまでは進めないだろう.ゆえに,当初は全員要約レジュメを作成する).ゼミの時間は,基本的に内容をきちんと理解できているのかを確認した上で,多角的な観点から内容を掘り下げていく.その後,グループ発表では事例分析のレポートを提出してもらい,発表とコメントを通じた討議を行う.

到達目標

【知識・技能】
・書籍を批判的に読むことができる.
・経営学の基本的な考え方を説明することができる.
【思考力・判断力・表現力】
・経営学の理論や書籍で学んだフレームワークを応用し,多用な社会現象を自分なりに分析することができる.
【主体性・多様性・協働性】
・ゼミのメンバーの発表に対してコメントをすることを通じて,討論することができる.
・新聞や雑誌を読み,多様な経営現象に興味を持つ.

授業計画

第1回 オリエンテーション ― ゼミの目的・講義内容などの理解
第2回 輪読・ディスカッション
第3回 輪読・ディスカッション
第4回 輪読・ディスカッション
第5回 輪読・ディスカッション
第6回 輪読・ディスカッション
第7回 輪読・ディスカッション
第8回 輪読・ディスカッション
第9回 輪読・ディスカッション
第10回 輪読・ディスカッション
第11回 輪読・ディスカッション
第12回 輪読・ディスカッション
第13回 輪読・ディスカッション
第14回 輪読・ディスカッション
第15回 輪読・ディスカッション

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

授業時間外の学習方法

 演習の準備には最低でも5時間程度の予習が必要であろう.課題の該当箇所を表面的に読むだけならば30分程度で終えることができるけれども,本演習では該当箇所を深く読み込み,当事者あるいは著者になったつもりでその思考プロセスを丁寧に1段階ずつ追いかけていくという知的作業が求められる.さらに,それをレジュメに書き起こしたり論点を書き出したり,あるいは関連する経営学の基礎概念を復習する時間も含めれば,それなりの準備時間が必要になるはずである.
 これに加えて,グループワークの準備は通常の演習とは別にグループで集まって,議論・分析を進めてもらうことになるため,追加の準備時間が必要になることが予想される.

 また,春休み中に開講される自主ゼミへの参加も原則として必須である.

受講に関するアドバイス

 大学での学修で重要になるのは,単に知識や事実を覚えるだけでなく,その背後にある考え方や理論を身に着けることで,自分なりのフレームワーク(ものの見方・分析枠組み)を確立していくことである.これは一人で本を読んだり,授業を漫然と聞いているだけでは身につかない.自分で考えて,それを実際に使ってみて,教員からフィードバックを受けて,修正していくというサイクルが不可欠である.
 本演習ではこの考え方に基づき,受講生にそれなりに難しい書籍をかなりの準備時間をかけて読んできてもらい,高い水準のレジュメ・論点の提出を要求し,それに対して教員も厳しく指導していく.そのため,生半可な気持ちで受講するのはやめておいた方がよい.しかしながら,学生諸君が努力した分だけ成長できるよう教員も全力で指導するので,厳しいゼミでしっかり学びたいという意欲のある学生は是非受講してほしい.

成績評価の方法・基準

評価方法 割合 評価基準
平常点 100% ゼミへの参加態度や発表内容など総合的に評価する.

※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。


※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

教科書・参考文献等

教科書

未定(サマーセッションまでに決定し,連絡する)
参考書籍については適宜指示する.

オフィスアワー

木曜3限.
できるかぎり対応しますが,アポイントを取ってもらった方が確実です.