國學院大學 平成29年度SYLLABUS

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科目名 教員名
史学特殊講義 阿部昭典

開講詳細

開講キャンパス 開講時期 曜日 時限 開講学年 単位数
渋谷キャンパス 前期 火曜 2時限 234 2

講義概要

授業のテーマ

縄文土器の研究法を学ぶ(考古資料の見方と操作、解釈法)

授業の内容

縄文土器は、約1万5千年以上前に日本列島に出現して、約1万年のあいだに多種多様な文様や造形が生み出されてきました。狩猟採集漁撈を中心とする縄文社会において、極めて重要な役割を担っていたと考えられます。このような縄文土器の研究法を学ぶことは、先史考古学の基礎であるとともに、あらゆる研究へと発展することができます。縄文土器から、どのように過去を読み取るか、基礎的な分析法・研究法を学んでいきます。
 講義内容は、基礎的な型式学などの方法論を学び、縄文土器変遷史を概観します。さらに、土器器種論、製作技術、縄文などの文様の種類、用途と煮炊き、出土状況と廃棄論、土器編年研究の諸問題(具体例)、それらを踏まえた縄文集落の分析法などを学びます。

到達目標

縄文土器を観察して、おおまかな時期や地域がわかるようになる。さらに、縄文土器の観察法や編年研究を行うことができるようになる。

授業計画

第1回 縄文土器について-世界のなかの縄文土器-
【準備学習 10 分】
⇒縄文土器について予習する。
第2回 縄文土器の変遷-1万年の歴史-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第3回 縄文土器の器種とその研究法
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第4回 縄文土器の製作技術を学ぶ
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第5回 縄文土器の文様を学ぶ(1)-縄文原体について-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第6回 縄文土器の文様を学ぶ(2)-押型文、竹管文など-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第7回 縄文土器の使用痕と容量の分析法-スス・コゲなど-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第8回 縄文土器のライフサイクルを考える
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第9回 縄文土器の出現期に関わる諸問題
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第10回 縄文土器研究の諸問題(1)-早期・前期-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第11回 縄文土器研究の諸問題(2)-中期(1)-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第12回 縄文土器研究の諸問題(3)-中期(2)-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第13回 縄文土器研究の諸問題(4)-後期-
【準備学習 30 分】
⇒関連する文献を読む。
第14回 縄文土器研究の諸問題(5)-晩期-
【準備学習 60 分】
⇒関連する文献を読む。
第15回 まとめと小テスト
【準備学習 60 分】
⇒これまでの授業内容を復習する。
授業計画の説明 授業は、できる範囲で考古資料をスライド(映像)や実物を使って説明する。

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

授業時間外の学習方法

授業内容の復習とともに、各授業で次の授業のテーマや課題に関わる論文等を配布するので、それらを熟読して理解しておくこと。

受講に関するアドバイス

講義形式で行うが、考古学的な解釈について議論したり、考古資料の操作を実際に行う。

成績評価の方法・基準

評価方法 割合 評価基準
授業時試験 50% 講義内容を理解し、論理的に考古事象を解釈することができる。
平常点 50% 各授業内での課題と授業時の積極的な取り組み方。

※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。


※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

教科書・参考文献等

教科書

特に指定しない。

参考文献

書名 著者名 出版社 備考 K-aiser
『縄文土器の研究』 小林達雄 小学館
『縄文土器の技法』 可児通宏 同成社
『縄文土器を読む』 小林達雄編 アム・プロモーション
『総覧縄文土器』 小林達雄編 アム・プロモーション
『縄文文化起源論の再構築』 谷口康浩 同成社

参考文献コメント

毎回の講義の際に、関連文献を紹介する。