國學院大學 平成29年度SYLLABUS

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科目名 教員名
考古学各論3(2) 寺前 直人

開講詳細

開講キャンパス 開講時期 曜日 時限 開講学年 単位数
渋谷キャンパス 前期 金曜 2時限 12 2

講義概要

授業のテーマ

弥生時代の日本列島にみる伝統の継続と変化1

授業の内容

日本列島における外来文化受容期である弥生時代における文化変容を学ぶことをとおして、文明受容の歴史的意義を理解することを目的とする。日本列島における水稲農耕受容期である弥生時代以降、日本列島の人々は大陸の高度な文化要素を受容し、古代国家へと至る文明化を遂げたと考えられている。具体的には灌漑水田技術、金属器をはじめとするハードと、集団を組織化し運営していくソフトの普及があげられる。ただし、前段階の縄文時代とは異なる社会原理を有するこれらハードとソフトは、必ずしも円滑に受容されたわけではない。本講義では、外来の文明が受容される過程において、伝統的秩序を代表する祭祀系遺物がどのように継続し、消滅するのかについて、考古資料をもちいて、実証的に論じることをめざす。

到達目標

外来の文化要素がどのように受容、変質、拒絶していったかという人類の普遍的なテーマについて自分の意見を持ち、論じることができる。このような視点を歴史学のみならず、人文科学一般に応用する能力を身につける。

授業計画

第1回 講義計画の説明とガイダンス
【準備学習 10 分】
⇒シラバスの熟読
第2回 研究史1 考古学研究のあけぼの
【準備学習 60 分】
⇒第1回で紹介した参考文献の通読
第3回 研究史2 弥生文化の発券と侵略戦争
【準備学習 60 分】
⇒第2回で紹介した参考文献の通読
第4回 研究史3 山内清男と森本六爾
【準備学習 60 分】
⇒第3回で紹介した参考文献の通読
第5回 土偶の概要
【準備学習 60 分】
⇒第4回で紹介した参考文献の通読
第6回 西日本における土偶
【準備学習 120 分】
⇒実物資料の実見と観察
第7回 東北から近畿地方への土偶の影響
【準備学習 30 分】
⇒前回の復習
第8回 弥生時代における土偶の継続
【準備学習 30 分】
⇒前回の復習
第9回 弥生時代における石棒の継続1
【準備学習 120 分】
⇒実物資料の実見と観察
第10回 弥生時代における石棒の継続2
第11回 水田稲作の受容と展開1
【準備学習 120 分】
⇒実物資料の実見と観察
第12回 水田稲作の受容と展開2
第13回 水田稲作受容時の儀礼
第14回 前期の総括
第15回 達成度の確認

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

成績評価の方法・基準

評価方法 割合 評価基準
授業時試験 60% 縄文時代の伝統、弥生時代における土偶と石棒の概要、水田稲作授与湯の概要の意味、を理解し説明できる。
平常点 40% 毎回の授業でコメントペーパーを提出する。

※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。


※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

教科書・参考文献等

教科書

とくになし。